◆江戸新刀の華、八幡山清平！◆特別貴重刀剣認定書付！◆名人兼若を彷彿とさせる見事な造り込み！◆71.0ｃｍ（二尺三寸四分）

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本作、相州八幡山住藤原清平は 初代加州兼若の四男として元和六年に産まれ、兄弟の中で名人兼若の技量を最も良く継
いでいるといわれております。
承応初年頃に譜代大名の老中 相模小田原初代藩主 稲葉正勝公に召し抱えられ二代 正則公・三代 正往公に至るまで
御抱工として厚遇された名工です。
江戸期藩政時代に於いて大名の御抱工に上りつめるには、その技量が他工に比して遥かに優秀な作者である事が条件であ
り、加えて人柄と教養も求められたものとなっています。
清平の作域は地鉄鍛えに概ね二通りがあり、板目に柾交りので大肌の現われる物と本作はその小板目肌に地錵斑なく付
き、良く詰んだ細やかな地景織り成す極上地鉄は清々しいまでに精美な肌合いとなっています。
焼刃はふくよかな足入互ノ目乱が焼かれ、匂縁小錵深く明るく冴え渡り御大名藩主の求めに適う気品奏でる格調高い作域
となっています。
産茎の保存御奉公の御作刀となっています。
清平はその後は江戸に移住し、山野勘十郎が試し斬りに用いて切れ味の良さが実証された現存刀があります。
年紀入り正真在銘作は稀少であり、御抱工当時の現存作は更に少なく好資料となっています。
本作は二尺三寸四分強の定寸を有し、刀身重量８１０ｇのしっかりとした些かの疵欠点も見られぬ無疵完品刀であり、
昭和三十五年正真認定書も殆ど皺の無いままに現存される旧家伝来御委託品となっています。

長さ/71.0ｃｍ
反り/1.3ｃｍ
目くぎ穴/1個
刃文・・・足入り小互の目
地肌/小板目肌
鎬造り(庵棟)
ハバキ/特注金着一重
茎鑢目/筋違い 茎尻切り
帽子/三品風にたるむ

元 幅：約３．15ｃｍ
元重ね：約０．8０ｃｍ
先 幅：約２．3０ｃｍ
先重ね：約０．6０ｃｍ
刀身のみの重さ：810ｇ
素人採寸につき、誤差は容認願います。
神奈川県より交付された銃砲刀剣類登録証が付いております。
ヤマト便着払いにてご発送致します。
落札者様は、落札、購入後、銃砲刀剣類所持等取締法に基づき、各都道府県の教育委員会に所有者変更の届出が
必要となります。必ず、所有者の変更をして頂きますようお願い申し上げます 。

刀架けは撮影用につき付属しません。
○付属品・・・特別貴重刀剣認定書、登録証、刀袋
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